※ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略です。住宅の年間一次消費エネルギー量(給湯・照明・換気・空調)の収支を断熱性・省エネ性能を向上させる事と太陽光発電などのエネルギーを創ることにより(断熱+省エネ)-生産エネルギー≦『ゼロ』(年間一次エネルギー消費量)にする住宅を指します。
※住宅について2020年までにZEHを標準的な新築住宅とすることを目指し、
2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す。(エネルギー基本計画)としています。
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 〜 | 2025年度 |
実績 | ZEH普及目標 | |||
0% | 0% | 55%(50%以上) |
断熱性能を向上して、夏は涼しく、冬は暖かい住宅を建てましょう!
日本メーカーの高性能サッシ(高断熱サッシ)それ以上に木製サッシ(海外製含む)、高性能断熱材の使用、施工技術の熟練や丁寧な施工による気密の向上で、断熱性を向上してエネルギーのロスを無くします。
住宅で使用する電力量を減らす為に省エネ性の高い機器・照明器具を取り入れます。
一般住宅用で、高効率のエアコンなど機器メーカー各社も ZEH を踏まえ新製品を発売しています。
特に寒冷地でも十分に効果の得られる物が多数出てきています。
住宅で消費するエネルギーよりも多くのエネルギーを創る為に、太陽光発電を取り入れます。
太陽光発電の実績値を元に御提案できます。
また、発電した電力を蓄電池へ貯めて発電時間以外での利用が望ましいとされています。
現在の住宅の基本的な換気システムは第3種換気が支流となっており自然吸気機械排気です。
機械排気でも熱を逃がさない機器がありますが案外高価で換気扇にそこまでお金を掛けれないと言う方が多いのが事実です。ZEH住宅になると第1種換気(機械吸排気)で熱交換機能のある物が普通になるでしょう。
給湯設備についても、エコ給湯はもちろんで、暖房・冷房設備はエアコンが支流になるでしょう。
上記のエアコンや換気システムなどは高性能な物ほど高額でお金が掛かりますが、新しく家を建てる多くの方がZEHの仕様を取り入れやすいように、国は補助金を出し、普及を促進しています。これら(※1)補助金を受け負担を軽減できるチャンスです。
※1)経済産業省『ZEHロードマップ検討委員会とりまとめ』・平成28年度『ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業』上限50万円、または蓄電システムの価格の1/3のいずれか低い金額。
上記補助金以外でも、基準を達成することでメリットがあります!
フラット35で例えると、銀行借入金利で当初10年間0.87%(35S金利Aプラン)当初5年間0.87%(35S金利Bプラン)
(フラット35は全期間1.47%)
総返済額の金額による差はありますが、35SのAプランで約150万以上、Bプランで約100万近く金利が安くなります。(低炭素住宅適合、H25年基準、長期優良住宅等の基準達成別で異なります)
高性能・高効率な住宅を手に入れるにはそれだけの資金が必要になります。しかし、補助金や金利優遇でその資金分を解消し、さらには光熱費のほとんど掛からない住宅となればライニングコストで従来の住宅よりも絶対に得になる事は間違えありません。
各社員の勉強やセミナーへの参加、新築設計時にお客様へのアドバイスや説明会を行います。
設計者自ら現場監理を行い、施工技術の向上、細かい部分での気配り、工期短縮を実践します。
ZEH住宅を取り入れたい方はもちろん、興味がある方は是非弊社へ御連絡下さい。